台風12号が接近してきていますね。
直撃するのかどうかはまだ分からないので予断を許さない状況ですが、
こんな時に、もし家族に子どもがいたらきっと多くの方が「今の備えで大丈夫かな」と考えるのではないでしょうか。
大人だけであれば、台風や地震前でも防災アイディアもすぐに浮かんできてすぐ実行できるかもしれません。
ところが子どもも一緒だと、台風や地震が来る前はただでさえ忙しいのに、子どもの分だけ多くの防災アイディアを知っていなければなりません。
- 「台風や地震の前に、防災アイディアをもっと知りたい」
- 「子どもも一緒に取り組める防災アイディアを確認したい」
- 「台風や地震がとつぜん来ても、慌てる事なく過ごしたい」
このように考えている方は、これからご紹介する台風、地震に対する防災アイディアがきっと役立ちます!
これらの防災アイディアは、台風や地震が来ることを想定して、実際に家庭で行われている防災アイディア。ぜひ参考にしてみてください!
防災アイディア!子どもも一緒に何ができる?【避難グッズ編】
■防災アイディア1:
防災カバンに入れている子ども服は定期的にサイズを確認
→ 子どもはすぐに大きくなるので、服も当然すぐにサイズアウトしてしまいますよね。
クローゼットにある服はサイズアウトしてもすぐに交換できますが、避難袋の中の服までは意識していないとなかなかサイズ交換しないものです。
いざという時に「サイズが小さくて着れなかった!」とならないように、定期的にサイズが合っているか確認する必要があります。
そうそう、これは赤ちゃん連れのご家庭ならおむつも同様ですね!
おしりふきも乾燥せず使える状態になっているか、確認しておくと安心です。
■防災アイディア2:
防災カバンには新しいおもちゃも入れておく
→ もし避難することになってしまった場合、子どもは突然の環境の変化にストレスを感じるかもしれません。大人だってそうですよね。
そこで、普段遊んだことのないおもちゃがあったら、避難先でも楽しい気持ちになれて心がやすらぐかもしれません。
ポイントなのは「遊んだことのない」おもちゃですが、もちろんなじみのあるおもちゃだって心のよりどころになるかもしれないので、1つあるだけで違いますよね!
■防災アイディア3:
抱っこひもも備えておく
→ 子どもは1人の場合でも大変ですが、もし2人以上の子どもがいる場合、いざ避難!という時に2人の子どもを同時に抱っこするのは難しいですよね。
抱っこ日もがあるだけで避難しやすくなりますし、1人の子どもを抱っこひもで抱っこ(あるいはおんぶ)して、もう一人は手をつないて避難、というのも出来るようになります。
抱っこひもは子どもが大きくなると「もういらないかな」と考えてしまいがちですが、まだまだ活躍の場があるかもしれません。
■防災アイディア4:
家族、親族や大切なひとの連絡先メモを作っておく
→ スマートフォンやタブレット、その他携帯電話に登録している電話番号や住所などの連絡先。いざ充電がなくなって使えなくなっても、連絡先を思い出せるでしょうか?
自宅の電話番号は大丈夫でも、連絡を取り合いたい親族や勤務先、子どもの学校や習い事の教室の連絡先などは、ほとんどの方は暗記までは出来ていないのが現状ではないでしょうか。(私も同じです^^;)
そこで、重要な連絡先は紙にメモしておくと安心です。
ただし、気をつけたいのは連絡先の名前は本名ではなくイニシャルやニックネームで書いておくこと。もし万が一、そのメモがなくなってしまった時、プライバシーの問題で心配ですし、誰がそのメモを盗んだり持ち出してしまうか分かりません。
そのため、この防災アイディアを実践しているご家庭ではイニシャルやニックネームでメモを残しているそうです。
防災アイディア!子どもも一緒に何ができる?【自宅編】
■防災アイディア5:
停電したら自動点灯するライトを設置
→ 台風や地震で停電したり、その災害が真夜中に起きると目の前が真っ暗になって身動きがとれなくなる。そんな経験はありませんか?
そんなときに、自動で点灯してくれるライトがあると安心です。足元にあると、足場を照らしてくれるので便利ですよね。普段から玄関や廊下に設置しておくと心強いはず!
■防災アイディア6:
ペットボトルに凍らせた水を数本準備しておく
→ 台風や地震で停電になってしまうと、止まってしまうのは冷蔵庫。そうなると、中の食品はどんどん傷んでしまいます。
そんな時のためにペットボトルの大きな氷を作っておけば、冷蔵庫に入れることで保冷効果があるそうです!これは助かりますよね。
しかも、浄水で凍らせておけば、溶けた水は飲料水として使えます。なんて万能!
自宅避難となると、仮に数日分の食料となった場合、子どもたちのぶんも必要となるのでけっこうな量が必要になります。
その時、常温の食料だけでなく冷蔵、冷凍のものも食べることができれば普段と変わりない食事ができるかもしれません。
■防災アイディア7:
子どもと防災クイズで楽しく防災知識アップ
→ 例えば「台風のときに近づかない方が良い場所は?」や「地震起きたらどこに隠れるの?」といったように、普段からこういうやりとりを子どもとしておけば、本当にそれが起こったときにすぐ行動できますよね。
パパやママと楽しくクイズ大会できれば、無理なく知識がつきそうですし、何より楽しくて良いですよね!
まとめ
防災アイディアとして、子どもも一緒に何ができるか【避難グッズ編】【自宅編】の2パターンでお伝えしました。
決して難しいものはなく、ちょっとした工夫と心がけで出来ることばかりです。
今回の台風のように、事前にくることが分かっている心配事も、対策をしておけば心にも余裕ができるもの。
子どもにも、防災アイディアを実践する中で自然と防災に対する教育ができるのかもしれません。
ぜひ、ご自宅で取り入れらえる防災アイディアがあれば試してみてくださいね。