食べることが大好きな子どもたち。なのに、野菜を見つけると器用によけて、お皿に残してしまう。「ママ、これ食べないー」とわざわざ私の皿にまで持ってくる始末。
こんな経験、ママならば少なからずおありではないでしょうか。
そんな我が子たちでも、何度もおかわりしてしまう魔法の野菜たっぷりメニューがあるのです。
それは、グラタン!
野菜も、ホワイトソースとチーズをたっぷり乗せて焼くだけで、「こんなに野菜食べれたっけ?」と疑ってしまうほど、パクパク食べてくれます。
では、そのメニューのレシピとそのポイントをお伝えしていきます。
【レシピ】なめらか簡単!ホワイトソースを使ったにんじんグラタン
■材料(約4人分)
・にんじん 1本
・たまねぎ 1個
・ピザ用チーズ お好きな量
・パン粉 お好きな量
ホワイトソース
・薄力粉 大さじ2
・バター(マーガリンでも可) 大さじ1
・牛乳 200~250cc
・顆粒コンソメ 小さじ2
・塩 適量
・好みで胡椒 適量
仕上げに刻みパセリ(あれば) 適量
■作り方
1 にんじん、たまねぎは薄切りにする。スライサーがあれば時短で便利です。
2 1をそれぞれ耐熱容器に入れてふんわりラップをし、電子レンジで各3分程度加熱する。
3 フライパンでホワイトソースを作る。塩、胡椒以外の材料をすべてフライパンに入れ、中火にかける。泡だて器で絶えず混ぜ続け、ふつふつしてきたら弱火にし、とろみがつくまで混ぜながら加熱する。塩、好みで胡椒で味を調える。
4 耐熱ガラスのタッパー等、お好みのグラタン皿に2を盛りつけ、3をその上にかけ、ピザ用チーズ、パン粉を散らし、トースターでこんがりとした色がつくまで約10分焼く。
5 仕上げに、好みで刻みパセリを散らす。
子どもに人気なのはなぜ?
■ホワイトソース、チーズの威力
野菜が苦手でも、まろやかなホワイトチーズやチーズでどれくらいでも食べれてしまいます!
そういえば、これらを使った料理、例えば
- グラタン
- シチュー
- ピザ
は子どもが好きなメニューの定番ですよね。
大人はもし物足りなければ、胡椒やタバスコ、パセリ等を後乗せすれば良いです。
ちなみに、我が家では刻みパセリを冷凍庫に常備しています。ぱらとかけるだけで、彩りが良くなってプロっぽい仕上がりに!
乾燥パセリも便利ですが、風味や色の鮮やかさは手作りストックのほうが断然上です。
■玉ねぎの威力
玉ねぎはそのままでは辛く、生のままでは野菜嫌いの子どもにはきついもの。ところが、加熱すると甘みが出るので、むしろ毎日のお料理に欠かすことができなくなる位のヒーローです!
- にんじん
- じゃがいも
- かぼちゃ
- さつまいも
等とも相性が良いので、お味噌汁やコロッケ等、玉ねぎの使い方は応用できます。
玉ねぎは加熱すると甘くなり食べやすくなるので、今回のレシピの量より多く入れても全く問題ありません。
我が家で人気のアレンジメニュー
余ってしまった翌日は、ごはんにのせてドリアに。
子どもたちは大喜びで食べてくれます。
まとめ
我が子がにんじんをおかわりする光景、想像できますか?
私も最初は、そんな事全く想像していませんでした。にんじんといえば、子どもの苦手な野菜ランキングで常に上位にいるイメージです。
ところが、ご紹介したレシピではあっという間に食卓から消えていってしまうのです。
- ホワイトソース、チーズと組み合わせる
- 玉ねぎと組み合わせる
このポイントを押さえるだけです。
いろいろなメニューに応用できそうなこのポイント、ぜひ覚えてください。