牛丼屋さんのキャッチフレーズではありませんが、速くできて美味しい、しかも安い。このレシピの嬉しい特徴はこちらです。
だから私はよくこのレシピに助けられています。月に2、3度は出しているかも!それなのに家族みんな喜んで食べてくれます。
ところで、こちらのレシピ、主役の野菜は小松菜です。
我が家の子どもたちは、いつもは小松菜を見ただけで「食べない」と箸もつけてくれませんが、このレシピで食卓に出すと、驚くほど、そして気持ちよくパクパクと食べてくれます。
その秘訣は、春雨なのです。
春雨といえば、常備されているご家庭も多いのではないでしょうか。ツルツルとした食感は子どもたちも大好きですよね。また、食材の旨みも吸ってくれるので、美味しい出汁も残さず食べることができます。
【レシピ】旨みたっぷり春雨と小松菜、豚肉のチャプチェ
■材料(作りやすい量)
・小松菜 一束
・豚肩ロース小間切れ 300グラム
※豚バラ肉でも作ることができます。その場合は150グラムに減らして下さいね
・乾燥春雨 60グラム
・水 200㏄
・砂糖 大さじ3
・しょう油 大さじ3
・ごま油 大さじ1/2
・お好みで白ごま 適量
■作り方
1 乾燥春雨はお湯につけて戻す。水気を切っておく。
※小さいお子さまに取り分ける場合は、この段階で調理用ハサミで短くカットしておくと食べさせやすいです。
2 小松菜は5センチ長さに切る。豚肉も同じ長さに切り、軽く塩を振っておく。
3 フライパンにごま油を熱し、中火で豚肉を炒める。
※均一に火を通すため、ひと手間ではありますが一枚ずつ剥がしてフライパンに入れましょう。
※豚バラ肉を使用する場合はごま油は不要です。
4 豚肉の色が変わったら、小松菜を入れ炒める。全体に油が回ったら、春雨を入れ軽く炒める。
5 水、砂糖、しょう油を入れ、5分程度煮る。
6 春雨に色が付き、豚肉に火が通ったら味見をする。足りないようであれば塩少々を加える。
7 器に盛り付け、お好みで白ごまを振る。
■保存期間
冷蔵で3日程度
※後ほどご紹介するアレンジメニューもぜひお試しください!
子どもに人気なのはなぜ?
■小松菜はクセがなく、アクも出ないから食べやすい
例えば、ほうれん草は甘くて美味しいのですが、茹でるとアクが出てしまいます。そのため、別茹でしたり水でよく洗う必要があったり、ひと手間がかかるのです。
一方で小松菜はそのまま切って調理できるので、忙しい時にぴったりです。
■ツルツル美味しい春雨のおかげで、野菜もおいしく食べられる
旨みをたっぷり吸った春雨は、それはそれは美味しいです。お肉はもちろん、他の野菜もたっぷり食べられます。常温で長期保存できるし、安くて、お湯で戻すだけですぐ調理できます。
本当に便利な主婦お助け食材なのです。
我が家で人気のアレンジメニュー
・ごはんにのせて、春雨丼に。お手軽ランチにいかがでしょうか。
・にんじん、玉ねぎ、ピーマンなどお好みの野菜をプラスするとよりボリュームのある一品に
・大人向けにするならニラを入れたり、仕上げに一味唐辛子をかけても
まとめ
「旨みたっぷり春雨と小松菜、豚肉のチャプチェ」のレシピについて、そのポイント、アレンジ案をご紹介しました。
- クセ、アクのない小松菜を使う
- ツルツル美味しい春雨は万能!
ちなみにこのレシピは、子どもたちが初めて小松菜を食べてくれた、忘れられないメニューなんです。感動でした!「あれ、小松菜なの?」と娘もびっくりしていた様子。それ以来、小松菜を買うとそのたびに作ってしまいます…。
美味しくて経済的ですぐ出来て、いいことずくめ。
「もう飽きたよー」と言われるまで作り続けるつもりです。
皆さんもぜひお試しくださいね。