火を通さず、具材を塩もみして調味料と和えるだけなので、すきま時間ですぐできるメニューです。5分もあればできますよ!
ところで、酢の物=子どもは食べない。
こんなイメージはありませんか?私にはありました。
でも、それはイメージに過ぎないことが分かりました!
このメニューを試しに子どもたちに出したら、最初はおっかなびっくりという印象でしたが「甘酸っぱくて美味しい!」とパクパク食べているではありませんか。驚きです。
考えてみれば、いちごやみかん、オレンジもそうですね。
酸っぱさの中に、ちゃんと甘味があれば子どもたちもOKなのね!という事が分かりました。それからは、私はきゅうりを手に入れるとまずこれを作ってしまいます。
【レシピ】たくさん食べられる、きゅうりとワカメの酢の物
■材料(作りやすい量)
・きゅうり 2本
・乾燥ワカメ 大さじ山盛り3杯
・ハム、ツナ、かにかまぼこなどお好みの具材 適量
・仕上げ用の白ごま 適量
調味料
・酢 大さじ4~
・砂糖 大さじ3~
■作り方
1 きゅうりは輪切りにする。(スライサーがあればあっという間ですよ)ボウルに入れ、塩適量を揉みこみ、5分置く。その間に、乾燥ワカメはお湯に入れて戻す。ハム、ツナ、かにかまぼこは千切りにするか細かく裂いておく。
2 5分経ったきゅうりはボウルの外で水気を絞り、ボウルに戻す。そこへ、残りの具材を入れる。
3 調味料を入れ、混ぜる。味を見ながら、酢や砂糖の量を調整する。味が決まったら、仕上げに白ごまを振り入れる。
■保存期間
冷蔵で3日程度
※後ほどご紹介するアレンジメニューもぜひお試しください!
子どもに人気なのはなぜ?
■塩もみすることで食感が変わり、食べやすくなる
野菜の青臭さや歯ざわりも、塩もみすることで柔らかくなって食べやすくなります。
また、ぎゅっとカサが減り、いちどに多く食べることができるから嬉しいですよね。
■ハム、ツナ、かにかまぼこなど、子どもに人気の素材を組み合わせる
野菜だけで食べるより、好きなものを一緒にするとやっぱり食べやすいよう。これらは旨みをダシとして出してくれるので、より美味しくなるのです。
もし、ハムやノンオイルタイプのツナを使った時は、仕上げにごま油を少し垂らすと風味がより増しますよ。
我が家で人気のアレンジメニュー
酢の物といえど、アレンジの幅は大きいですよ。
・ゆでたそうめんの上にのせて。めんつゆを添えれば、栄養もボリュームも満点なランチに。
・もずくを入れると食感の楽しい副菜に
・ちくわ、茹でて裂いたササミ、鶏むね肉もおすすめです
それと、私のこれまでの経験で「これ美味しかった!」とおすすめしたい野菜は
・にんじん
・もやし
・プチトマト
この3つです。ポイントとしては、にんじんはできる限り千切りにすることです。もやしは2分くらい茹でで食感を残すこと、プチトマトは半分に切って食べやすくすること。そこまで難しくないですよね。
酢の物、もう一工夫したいなといった時はぜひ試してみてください。
まとめ
「たくさん食べられる、きゅうりとワカメの酢の物」のレシピについてそのポイント、アレンジ案をご紹介しました。
■塩もみする
■ハム、ツナ、かにかまぼこなど、子どもに人気の素材を組み合わせる
このポイントは、他の野菜でも応用できます。
キャベツや大根でも美味しいですよ!いろんな野菜を組み合わせてみても、カラフルでボリュームのある酢の物ができそうです。
夏になると余りがちなきゅうり、こちらのレシピで美味しく食べきってみてはいかがでしょうか。